この記事のポイント
- Googleドライブで、共有範囲(社内外)と機密度に応じた条件を1つの統合ルールとして設定できるようになりました(2026年9月14日展開開始、9月15日公式発表)
- これまで別々だった**「共有ルール」と「DLPポリシー」の二重管理が不要**になります
- 共有範囲は全面禁止・許可リスト・拒否リストの3パターンから選べます
- 対象はEnterprise Standard・Plusをはじめとする一部プラン
1何ができるようになった?
これまで管理コンソールでは、「誰と共有できるか」を決める共有範囲のルールと、「どんな機密度のデータか」を判定するDLP(データ損失防止)ポリシーを、別々の仕組みとして管理する必要がありました。
今回のアップデートで、この2つを1つの統合ルールとして設定できるようになりました。共有範囲は次の3パターンから選べます。
- 全面禁止: 外部共有をすべてブロック
- 許可リスト: 承認済みの社内組織部門・グループ、または特定の外部ドメインのみ共有を許可
- 拒否リスト: 特定の相手だけをブロックし、それ以外は許可
2対象と条件
- 対象プラン: Enterprise Standard・Plus/Education Fundamentals・Standard・Plus/Enterprise Essentials/Frontline Standard・Plus
- 展開状況: 2026年9月14日から、即時リリース・計画的リリースの両ドメインで順次展開(機能が見えるまで最大15日)
新機能を自社でどう使うか、導入・設定とセットで無料相談を受け付けています。
無料相談を申し込む(入力30秒・営業電話なし)3使い方・設定
- 管理コンソールでデータ保護ルールの設定を開く
- アプリとしてGoogleドライブを選択する
- **「共有をブロック」**のオプションを選び、共有範囲(全面禁止/許可リスト/拒否リスト)と機密度の条件を組み合わせて設定する
具体的な設定手順の詳細は、公式ヘルプセンターに掲載されています(出典元のリンクからご確認ください)。
4中小企業への影響
中小企業のGoogleドライブ運用でよくあるのが、「リンクを知っている人なら誰でも閲覧できる」設定のまま、機密度の高いファイルも社外と共有してしまっているケースです。これまでは共有ルールとDLPポリシーを別々に整備する必要があり、対応が後回しになりがちでした。
今回のアップデートで1つのルールにまとめられるようになったため、まずは対象プランの会社から、外部共有の許可リスト化(承認済みの取引先ドメインのみ許可)を優先して見直すのがおすすめです。当社では、こうしたドライブの共有範囲の棚卸しと設定を、Google Workspace導入・運用支援の一環として行っています。
5よくある質問
Q1. 何ができるようになりますか?
公式ブログによると、共有範囲(誰と共有できるか)と機密度に応じた条件を1つの統合ルールとして設定でき、これまで別々に管理していた共有ルールとDLPポリシーをまとめて扱えます。
Q2. 対象プランは?
Enterprise Standard・Plus、Education Fundamentals・Standard・Plus、Enterprise Essentials、Frontline Standard・Plusです。
Q3. 設定方法は?
管理コンソールのデータ保護ルール設定で、アプリとしてGoogleドライブを選び、「共有をブロック」のオプションを選択して条件を作成します。詳細はヘルプセンターに掲載されています。