この記事のポイント
- Workspace Studioの「フロー」に、カスタムトリガー・カスタムステップ・第三者(3P)サービス連携・Webhookの4つの新機能が追加されました(2026年9月17日 公式発表)
- 第三者サービス連携(ベータ)ではAsana・Confluence・Hubspot・Jira・Mailchimp・Quickbooks・Salesforce・Slackと接続できます
- これらの機能はすべてデフォルトでオフ。管理コンソールでの有効化が必要です
- 対象はBusiness Starter/Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Education Fundamentals/Standard/Plusなど
1何ができるようになった?
Workspace Studioは、業務を自動化する「フロー」を作成できる機能です。今回のアップデートで、フローに次の4つの新機能が追加され、より高度な自動化やカスタムシステムとの連携ができるようになりました。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| カスタムトリガー(Custom starters) | 他アプリケーションでのイベントをきっかけにフローを実行する、独自のリアルタイムトリガーを作成・公開できる |
| カスタムステップ(Custom steps) | Apps Scriptなどを使って独自のロジックを作成・実行し、高度な業務要件に合わせてフローを調整できる |
| 第三者サービス連携(Third-party integrations・ベータ) | Asana、Confluence、Hubspot、Jira、Mailchimp、Quickbooks、Salesforce、SlackとWorkspace間でデータをやり取りできる |
| Webhook | 外部エンドポイントへHTTPリクエストを送信し、外部システム側でアクションを起動できる |
これらの機能はすべて、管理者が組織全体でエージェント的な機能を安全に有効化・導入できるよう、企業向けの詳細なセキュリティ管理のもとで提供されます。
2対象と条件
- 対象プラン: Business(Starter・Standard・Plus)、Enterprise(Standard・Plus)、Education(Fundamentals・Standard・Plus)、および Education向けアドオン(Google AI Pro for Education、Teaching and Learning)、その他アドオン(AI Expanded Access)
- WebhookのURL許可リスト機能は、Business Plus、Enterprise Standard/Plus、Education Standard/Plusのみで利用可能
- 展開状況(管理コンソール側): Rapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインで2026年9月17日からフル展開(1〜3日で反映)
- 展開状況(利用者に見える機能): Rapid Releaseドメインは2026年9月21日から(1〜3日で反映)、Scheduled Releaseドメインは2026年9月30日から段階的に展開(最大15日)
- 管理者側: これらの機能はデフォルトでオフ。管理コンソールの「アプリ > Google Workspace > Workspace Studio」内の「カスタムステップ設定」「連携設定」「Webhook設定」からそれぞれ有効化する
- 承認設定: 管理コンソールの「アプリ > Google Workspace > Workspace Studio > 承認」から、人による承認の要否を変更できる。カスタムステップと連携はそれぞれ独自の承認設定を持ち、Webhookは「機微なステップ(Sensitive Steps)」の承認設定に従う
新機能を自社でどう使うか、導入・設定とセットで無料相談を受け付けています。
無料相談を申し込む(入力30秒・営業電話なし)3使い方・設定
- 管理コンソールで「アプリ > Google Workspace > Workspace Studio」を開く
- 有効化したい機能(カスタムステップ・連携・Webhook)ごとに設定を確認し、必要に応じてオンにする
- 必要であれば「Workspace Studio > 承認」から、各機能の人による承認要否を設定する
- 利用者はGoogle Workspace Studio上でフローを作成し、カスタムトリガーやカスタムステップ、第三者サービス連携、Webhookのステップを組み込む
4中小企業への影響
10名規模の会社では、Slack・Salesforce・Jiraといった外部サービスと日々の業務ツールが分かれていることが多く、情報のコピー&ペーストや二重入力が地味な負担になりがちです。今回の連携機能を使えば、こうした外部サービスとWorkspace側の情報を自動でやり取りできるようになります。
ただし、これらの機能はいずれもデフォルトでオフであり、有効化には管理コンソールでの設定と、承認フローの設計が必要です。特にWebhookや第三者連携は外部への情報送信を伴うため、どの業務にどこまで使うかを最初に決めたうえで、必要な範囲だけ有効化することをおすすめします。
5よくある質問
Q1. どんな第三者サービスと連携できますか?
公式ブログによると、Asana、Confluence、Hubspot、Jira、Mailchimp、Quickbooks、Salesforce、Slackとの連携がベータ提供されています。
Q2. デフォルトで使える状態になっていますか?
公式ブログによると、これらの機能はすべてデフォルトでオフです。管理コンソールの「アプリ > Google Workspace > Workspace Studio」から管理者が有効化する必要があります。
Q3. どのプランが対象ですか?
公式ブログによると、Business(Starter・Standard・Plus)、Enterprise(Standard・Plus)、Education(Fundamentals・Standard・Plus)などが対象です。WebhookのURL許可リスト機能はBusiness Plus、Enterprise Standard/Plus、Education Standard/Plusのみで利用できます。