アップデート情報スプレッドシートGemini2026年10月20日公開・約4分で読めます

Google スプレッドシートのGeminiが、Connected SheetsでつないだBigQueryデータを自然言語で分析・ダッシュボード化できるように

出典: Google Workspace Updates(公式ブログ)2026年10月19日発表・原文は英語
解説 鈴木悠雅(株式会社ふじサンバ 代表/Associate Google Workspace Administrator 取得)
10名規模の平均導入期間2週間契約継続率90%47都道府県対応

この記事のポイント

  • Google スプレッドシートのGeminiで、Connected Sheets経由でつないだBigQueryデータを会話形式で分析できるようになりました(2026年10月19日公式発表)
  • Geminiのクエリはスプレッドシートに表示されている範囲だけでなく、BigQuery上の全データに対して実行されます
  • 「四半期の売上レビューを作って」のように指示すると、Geminiが計画を提示し、連携済みで更新可能なタブ(数式・ピボットテーブル・グラフ)を作成します
  • 管理者向けの設定はなく、既定でONです

1何ができるようになった?

Google スプレッドシートでBigQueryのデータを分析する新しい方法が追加されました。Connected SheetsでBigQueryデータに接続したあと、Geminiを使って会話形式でそのデータを操作・分析できるようになります。Geminiのクエリは、スプレッドシート上に見えている範囲だけでなく、BigQuery上の完全なデータセットに対して実行されるため、非常に大きなデータセットに対しても質問したり、ビューを作成したりできます。

公式ブログが挙げる主な使い方は次のとおりです。

  • 自然言語での質問:「北東地区の前四半期の総売上は?」のように質問し、BigQueryの完全なデータに基づく回答を得る
  • 深掘りのフォローアップ:「前年同期と比べてどう?」「どの商品が増加を牽引した?」のように会話を続ける
  • 分析からダッシュボード作成まで:「地域別の売上、月次トレンド、上位10商品を含む四半期の売上レビューを作って」のように伝えると、Geminiが計画を提示し、確認後に数式・ピボットテーブル・グラフなど連携済みで更新可能なオブジェクトを含む新しいタブを作成する

業務ユーザーにとっては、データの照会から複雑なインサイトの抽出、ダッシュボードのレイアウトまでをGeminiが担うため、スプレッドシートを離れずに作業を完了できます。データチームにとっては、BigQueryへの個別のレポート依頼・データ抽出依頼の件数を減らせるとされています。

2対象と条件

  • 管理者向けの設定はありません。この機能は既定でONです
  • 利用できるのは、BigQueryに接続されたスプレッドシートで、接続先データへのクエリ権限を持つユーザー
  • 展開時期:Rapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインで、2026年10月19日から段階的に展開(反映まで最大15日)
  • 対象プラン:
    • Business:Business Standard・Plus
    • Enterprise:Enterprise Standard・Plus
    • 個人向け:Google AI Pro・Ultra
    • 教育機関向けアドオン:Google AI Pro for Education
    • その他アドオン:AI Expanded Access

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3使い方・設定

  • 管理者側の設定は不要です
  • 利用者は、BigQueryに接続されたスプレッドシートを開き、Geminiのサイドパネルから会話を始めます
  • 自然言語で質問・フォローアップ・ダッシュボード作成の指示を出せます。ダッシュボード作成時は、Geminiが提示する計画を確認したうえで作成が進みます

4中小企業への影響

BigQueryを使ったデータ分析基盤を持つ会社であれば、今回の更新でスプレッドシートを離れずに大規模データの分析・ダッシュボード作成が可能になります。これまでデータチームに依頼していた単発のレポート作成や抽出依頼の一部を、現場の担当者自身がGeminiとの対話で完了できるようになる点は、特に情報システム部門が小規模な会社にとって負担軽減につながります。

一方で、この機能の利用にはBigQueryへのConnected Sheets接続とクエリ権限が前提になるため、BigQueryを導入していない会社では直接の対象にはなりません。BigQuery環境をすでに持つ会社は、対象プランへの加入状況(Business Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Google AI Pro/Ultraなど)を確認しておくとよいでしょう。

5よくある質問

Q1. 管理者の設定は必要ですか?

公式ブログによると、この機能は既定でONになり、管理者向けの設定項目はありません。

Q2. 対象のプランは?

Business Standard・Plus、Enterprise Standard・Plus、個人向けGoogle AI Pro・Ultra、教育機関向けアドオンのGoogle AI Pro for Education、その他アドオンのAI Expanded Accessが対象です。

Q3. 分析できるデータの範囲は?

Geminiのクエリは、スプレッドシート上に表示されている範囲だけでなく、Connected SheetsでつながれたBigQuery上の全データに対して実行されます。

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