アップデート情報スプレッドシート2026年9月22日公開3分で読めます

Googleスプレッドシートに手動計算設定が追加、数式の自動再計算を一時停止できるように

出典: Google Workspace Updates(公式ブログ)2026年9月21日発表・原文は英語
解説 鈴木悠雅株式会社ふじサンバ 代表Associate Google Workspace Administrator 取得)
10名規模の平均導入期間2週間契約継続率90%47都道府県対応

この記事のポイント

  • Googleスプレッドシートに手動計算設定が追加されました(2026年9月21日 公式発表)
  • 自動的な数式再計算を一時停止し、編集をまとめてから任意のタイミングで再計算できます
  • デフォルトはオフで、シートごとに「ファイル」>「設定」>「計算設定」から有効にします
  • 大量データの入力・財務モデリング・乱数や現在時刻を使う関数の固定など、日常業務で役立つ更新です

1何ができるようになった?

これまでGoogleスプレッドシートは、セルを編集するたびに関連する数式が自動的に再計算される仕様でした。データ量や数式が多いシートでは、1つのセルを変更するたびに再計算が走り、作業のたびに待たされることがありました。

今回追加された「手動計算設定」を使うと、自動的な再計算を一時停止し、複数の編集をまとめてから、好きなタイミングでシート全体をまとめて再計算できるようになります。

2対象と条件

公式ブログに記載されている条件は次のとおりです。

  • 対象は全てのGoogle Workspace顧客およびWorkspace Individualサブスクライバー
  • 設定はデフォルトでオフ。ユーザーが自分で有効にする必要があります
  • 管理者による制御はありません(管理コンソール側の設定項目なし)
  • 展開はRapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインで2026年9月21日から段階的に開始(機能が表示されるまで最大15日かかる場合あり)

新機能を自社でどう使うか、導入・設定とセットで無料相談を受け付けています。

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3使い方・設定

  1. 対象のスプレッドシートを開く
  2. メニューから「ファイル」>「設定」>「計算設定」を選択
  3. 手動計算をオンにする
  4. 編集を必要なだけ行った後、シート全体を再計算する操作を実行する

詳しい操作方法は、記事末尾の出典(公式ブログ)からヘルプセンターの「スプレッドシートの場所と計算の設定」ガイドを参照してください。

4中小企業への影響

手動計算設定は地味な更新に見えますが、日々の実務では次のような場面で役立ちます。

  • 大量データの一括入力:見積書や在庫表などにまとめて数値を貼り付ける際、逐一の再計算を止めることで作業が快適になります
  • 財務モデリング:複数の前提条件(変数)を調整してから、まとめて結果を確認したい場合に有効です
  • 乱数や現在時刻を使う関数の固定:RANDやNOWなど値が変動する関数を使った資料を、プレゼン中に値を固定して見せたいときに使えます

管理者による制御がないため、社内で周知しておかないと「数式が更新されない」と混乱を招く可能性があります。導入時は、経理・管理部門など数式を多用する部署への周知をおすすめします。

当社では、こうしたGoogle Workspaceの細かい設定変更が業務にどう影響するかの確認・周知資料の作成も支援しています。

5よくある質問

Q1. 手動計算設定とは何ですか?

公式ブログによると、自動的な数式の再計算を一時停止し、編集をまとめてから任意のタイミングでシート全体を再計算できる設定です。

Q2. 誰が使えますか?また管理者の設定は必要ですか?

全てのGoogle Workspace顧客とWorkspace Individualサブスクライバーが対象です。管理者による制御はなく、各ユーザーがシートごとに個別にオンにします。

Q3. どうやって有効にしますか?

スプレッドシートの「ファイル」>「設定」>「計算設定」から有効にします。デフォルトはオフです。

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