この記事のポイント
- Googleスプレッドシートのピボットテーブルで、行・列をドラッグ&ドロップで自由に並べ替えられるようになりました(2026年9月22日 公式発表)
- 複数の行・列をまとめて移動でき、親子構造がある項目は子項目も一緒に移動します
- 並べ替えた状態はブラウザセッションやデータ更新をまたいで保持されます
- Excelとの相互運用性も向上し、インポート・エクスポートの双方でカスタム並び順が維持されます
1何ができるようになった?
これまでGoogleスプレッドシートのピボットテーブルは、行・列の並び順を五十音順やアルファベット順など決まったルールでしか並べ替えられませんでした。「売上の多い担当者を上に」「特定の商品カテゴリを先頭に」といった任意の並び順にしたい場合、別の集計表を作るなどの工夫が必要でした。
今回のアップデートで、ピボットテーブルの行・列見出しを直接ドラッグ&ドロップして移動できるようになります。主なポイントは次のとおりです。
- 行・列見出しをつかんで移動でき、移動先がドロップゾーンとして表示される
- 複数の行・列をまとめて選択して同時に移動できる
- 親子構造(階層)を持つ項目は、子項目も自動的に一緒に移動する
- 並べ替えた状態は、ブラウザセッションをまたいでも、データ更新・フィルタ・レイアウト変更後も保持される
2対象と条件
公式ブログに記載されている条件は次のとおりです。
- 対象は全てのGoogle Workspace顧客および個人のGoogleアカウント利用者
- 管理者による制御は不要(管理コンソール側の設定項目なし)
- 展開は即時リリースドメインで2026年9月22日から段階的に開始(最大15日)
- 展開は計画的リリースドメインで2026年10月5日から段階的に開始(最大15日)
- Excelからインポートしたピボットテーブルのカスタム並び順はそのまま維持され、エクスポート時も並び順が保持される
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無料相談を申し込む(入力30秒・営業電話なし)3使い方・設定
- ピボットテーブルを開く
- 並べ替えたい行または列の見出しをドラッグする
- 移動先のドロップゾーンが表示されたらドロップして並び順を確定する
- 複数項目をまとめて移動する場合は、対象を選択してからドラッグする
詳しい操作方法は、記事末尾の出典(公式ブログ)からヘルプセンターの「スプレッドシートでピボットテーブルを作成・編集する」ガイドを参照してください。
4中小企業への影響
ピボットテーブルを使った集計・分析資料を作る際、「決まった順番でしか並べられない」ことは地味に手間のかかる制約でした。
- 売上ランキングや優先度順の資料作成が、別表を作らずピボットテーブル上で完結するようになります
- 社内共有用の見やすい並び順(重要な部署や商品を上に、など)をそのまま保存できます
- Excelとの行き来が多い会社でも、並び順が崩れずにインポート・エクスポートできる点は実務上のメリットです
管理者による制御がなく利用者側で完結する機能のため、経理・営業企画など集計業務の多い部署への周知だけで運用を開始できます。
当社では、こうしたGoogle Workspaceの新機能を業務にどう取り入れるかの検討・周知資料の作成も支援しています。
5よくある質問
Q1. 何が変わりますか?
公式ブログによると、これまで五十音順・アルファベット順などの標準的な並び順に限られていたピボットテーブルの行・列を、ドラッグ&ドロップで自由に並べ替えられるようになります。複数項目の同時移動や、親子構造を保ったままの移動にも対応します。
Q2. 並べ替えた状態は保存されますか?
はい。ブラウザのセッションをまたいでも、データの更新・フィルタ操作・レイアウト変更を行っても、カスタムの並び順が保持されます。
Q3. Excelとの互換性はどうなりますか?
Excelからインポートしたピボットテーブルのカスタム並び順はそのまま維持され、逆にエクスポートする際も並び順が保持されます。