この記事のポイント
- Google Vidsで、動画クリップの音声トラックを分離・抽出して独立したクリップとして扱えるようになりました(2026年10月23日 公式発表)
- 抽出した音声トラックは、映像とは別のタイムライン上でトリム・移動・削除できる
- これまでは音声はシーンの範囲に固定されミュート・ミュート解除しかできませんでしたが、シーンをまたいで音声を伸ばせるようになった
- 管理者・エンドユーザーとも設定項目はなく、即時リリース・計画的リリースの両ドメインで2026年10月19日から段階的に展開開始(最大15日)
1何ができるようになった?
Google Vidsで、動画クリップから音声トラックだけを切り離して抽出できる機能が追加されました。これまで動画トラックの音声は、クリップ単位でミュート・ミュート解除する以外の操作ができず、シーンの範囲に固定されていました。
今回のアップデートで、動画の音声を映像と分離して独立した音声クリップとして取り出せるようになり、他の映像トラックの下に流したり、複数のシーンをまたいでタイムライン上に配置したりできます。
公式ブログが挙げる主な機能は次のとおりです。
- ワンクリックでの抽出:動画クリップの音声トラックを、ワンクリックでタイムライン上の独立した音声クリップとして分離できる
- 映像とは独立した編集:クリップのタイミングを崩さずに、分離した音声トラックだけをトリム・移動・削除できる
2対象と条件
公式ブログに記載されている条件は次のとおりです。
- 管理者向けの設定項目はありません
- エンドユーザー向けの設定項目もありません
- 対象はすべてのGoogle Workspaceの顧客、Workspace Individualのサブスクライバー、個人のGoogleアカウントのユーザー
展開スケジュールは次のとおりです。
| ドメインの種類 | 展開開始 | ユーザーに届くまで |
|---|---|---|
| 即時リリース・計画的リリースの両ドメイン | 2026年10月19日(段階的展開) | 最大15日 |
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特別な設定は不要です。Google Vidsでクリップを編集する際、以下の操作がそのまま使えます。
- タイムライン上で音声を抽出したい動画クリップを選択する
- ワンクリックで音声トラックを独立した音声クリップとして分離する
- 分離した音声クリップを、他の映像の下に流したり、複数シーンをまたいで配置したりする
- 必要に応じて、音声クリップだけをトリム・移動・削除する
4中小企業への影響
Google Vidsで研修動画やナレーション付きの説明動画を作る会社にとって、この更新は音声の作り直しの手間を減らす更新です。
これまでは、ナレーションの一部を差し替えたい、不要な雑音が入った部分だけ消したいといった場合でも、音声がシーンの範囲に固定されているため、映像ごと編集し直す必要がありました。今回の更新で音声だけを独立して扱えるようになり、ナレーションの微調整や雑音除去を映像に手を加えずに行えます。
管理者側の作業は一切不要なので、情シス担当者が特に対応することはありません。利用者への周知としては「音声だけを分離して編集できるようになった」程度の案内で十分です。
5よくある質問
Q1. 抽出した音声トラックはどう編集できますか?
公式ブログによると、動画の映像部分に影響を与えずに、トリム・移動・削除が独立して行えます。
Q2. 以前はどうだったのですか?
これまでは動画トラックの音声は、クリップ単位でミュート・ミュート解除するだけで、シーンの範囲に固定されていました。
Q3. いつから使えますか?
即時リリース・計画的リリースの両ドメインで、2026年10月19日から段階的に展開が始まっており、機能が見えるまで最大15日かかります。