この記事のポイント
- Gemini Notebookで、**Slide Decks(スライド資料)とVideo Overviews(動画の概要)**を作る前に、内容・見た目・形式を調整できるステップ形式が登場
- チャットでの依頼、またはStudioパネルの「Slide Deck」「Video」ボタンから開始できる
- ガイド付きカスタマイズ(ソースに基づく候補の提示)・アウトライン/制作メモのレビュー・レビューなしでの即生成の3パターンに対応
- Rapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインで、2026年10月16日から段階的に展開開始(機能が見えるまで最大15日)
1何ができるようになった?
公式ブログ(2026年10月21日付)によると、Gemini NotebookのSlide DecksとVideo Overviewsに、最終的な出力の前に内容・見た目・形式を調整できるステップ形式の作成フローが追加されました。
利用の開始方法は2つです。
- チャットで「プレゼンテーションを作って」「動画にして」などと依頼する
- Studioパネルの「Slide Deck」または「Video」をタップする
その後、次の3つの選択肢があります。
- ガイド付きカスタマイズ:チャット上で、Gemini Notebookがソース(元の資料)に基づいて注目トピック・形式・見た目のスタイルを提案。プロンプトに具体的な指示が含まれていれば、その内容が選択済みの状態で表示される
- アウトライン・制作メモのレビュー:「レビュー」トグルをオンにすると、Studioパネルでスライドのアウトラインや動画の制作メモ(producer notes)を生成前に確認し、文章でフィードバックできる
- レビューなしでの即生成:レビューの手順を省略して、すぐに出力を生成できる
2対象と条件
公式ブログに記載されている条件は次のとおりです。
- 対象:すべてのGoogle Workspaceの顧客、Workspace Individualのサブスクライバー、個人のGoogleアカウントのユーザー
- エディションによる制限は特に案内されていません
- 管理者向けの設定はありません(Gemini Notebook自体のオン・オフはヘルプセンターの案内に沿って管理者が切り替え可能)
展開(ロールアウト)は次のとおりです。
- Rapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインが対象
- 2026年10月16日から段階的に展開開始
- 機能が見えるようになるまで最大15日かかる段階的ロールアウト
新機能を自社でどう使うか、導入・設定とセットで無料相談を受け付けています。
無料相談を申し込む(入力30秒・営業電話なし)3使い方・設定
- チャットでプレゼンテーションや動画を依頼する、またはStudioパネルの「Slide Deck」「Video」をタップする
- 「レビュー」トグルをオンにすると、生成前にアウトライン(スライド)または制作メモ(動画)をStudioパネルで確認できる
- 内容に文章でフィードバックを加えて調整する、またはレビューをスキップしてそのまま生成する
管理者側で有効化する操作はなく、展開が到達すれば利用できる状態になります。
4中小企業への影響
これまでGemini NotebookのSlide DecksやVideo Overviewsは、生成してから「イメージと違う」と感じて作り直す、という使い方になりがちでした。今回の更新で、生成前にアウトラインや制作メモを確認・修正できるようになったため、資料作成の手戻りを減らせる可能性があります。
10名規模の会社では、提案書や社内説明用のスライド・動画を限られた人数で作成していることが多く、作り直しの手間が削減できる点は実務上のメリットになります。ただし、管理者向けの個別設定がないため、Gemini Notebookを使っている社員全体に機能が行き渡るタイミングは、段階的ロールアウト(最大15日)の間にばらつきが出る点は留意しておくとよいでしょう。
5よくある質問
Q1. 何が変わりましたか?
公式ブログによると、Gemini NotebookでSlide DecksやVideo Overviewsを作成する際、生成前に内容・見た目・形式をステップ形式で調整できるようになりました。チャットでの依頼、またはStudioパネルの「Slide Deck」「Video」から開始できます。
Q2. 誰が使えますか?
すべてのGoogle Workspaceの顧客、Workspace Individualのサブスクライバー、個人のGoogleアカウントのユーザーが対象です。
Q3. 管理者側の設定はありますか?
公式ブログには、この機能に関する管理者向けの設定はないと明記されています。管理者はヘルプセンターの案内に沿って、Gemini Notebook自体のオン・オフを切り替えられます。